今こそ咲かせる自分の花を! 今こそ伝える純粋倫理!!
渡邉 元貴((福)かずさ萬燈会)
倫理研究所丸山敏秋理事長は、「日本創生」と「地球倫理の推進」のスローガンの下、混沌を深める世界情勢を乗り切るために、「人は鏡」を会友共通の実践として推し進め、倫理的判断力を高めた実践者を養成することを提唱しています。併せて、法人会組織については、会員社数国内10万社に向けて、中期5か年計画の5年目にあたる令和7年度末に8万社を質・量ともに達成することを目標に掲げています。
千葉県倫理法人会の会員社数(平均)はここ10年間ほぼ横ばいです。期末に入会者数が一気に増え、期首に落ち込むというのも長年の傾向です。周りに目を向ければ、戦争は然り、これが人のすることかと思えるようなニュースが国内でも頻発しています。現代は何が本当に正しいのか、世論を反映したはずの法律でさえ、本当にそれでいいのかと思えるような混沌世界です。経済的には豊かになっても、我々日本人は精神的規範を失った戦後日本と同じ状況に陥っているのではないでしょうか。私たちは、これをこのまま放っておいていいのでしょうか。今こそ、純粋倫理に本気になって取り組む時なのではないでしょうか。
令和6年度倫理法人会活動方針説明会(首都圏方面分科会)においては、「8万社体制」に向けて、「年間通して堅実な普及にあたること」「人を大切にする」というキーワードをもとに、更なる会員の満足度、納得感を高める取り組みの充実を共通認識としたところです。
具体的には、倫理経営で「経営力」を高め、挑戦する経営者団体としてさらなる成長に向かわなければなりません。中期5か年計画(~令和7年度末)の「ゆるぎない4000社」達成に果敢に挑まなければなりません。併せて令和12年末までの未来構想、千葉県ビジョン「日本一の実践者集団」を目指し「共尊共生」の理念を共有する「倫理共同体」の輪を掲げ、「人づくり」「形づくり」「組織づくり」を堅実に推し進めなければなりません。特に令和6年度においては、以下の重点項目を提唱します。基本に立ち戻って、当たり前のことをしっかりと「明るく」「仲良く」「喜んで」実践し、世の中に純粋倫理を広めて参りましょう。